2025年:私と釣り
秋に入ったので2025年を振り返る
この半年は、キハダ、GT、ヒラマサなど、相変わらず大物釣りに勤しんできた。
昨年と比べると、かなり頻度は落としていて、特に近海での大物釣りについては去年と比較して激減している。
そのような中でも、去年と比較して「ああ、これはあの時のような感じだな」と思うことが増え、船でのマナー、同船者とのコミュニケーション、船長との間合いなど、余裕を持って振る舞えることが増えてきた。
僕が2-3年ほど大物釣りをやってきて思うのは、次のようなことだ。
- 人は少ないリソースの奪い合いという環境では、簡単に悪人、あるいはTaker思考になる
- 短期的な利害を横に置いて、長期的な目線で他者と共存できる合理的な解を選べる人は少ない
- 人は年齢を重ねると頑固になる
- 自分が一番偉い立場にあるときに、謙虚に振る舞える人はとても少ない
- 排他的な振る舞いが業界全体を縮小させると分かっていても、それをやってしまう
- 素晴らしい大義名分を掲げている人でも、自分の利害が絡むと簡単に振る舞いを変える
こう書くとマイナスなことばかり考えていると思うかもしれないが、僕はそれも含めて、釣りというアクティビティの中で見える人間模様、そして素晴らしい大自然を味わえるこの体験を愛している。
空調の効いたオフィスで、守られた空間にいることでは味わえない生きている感覚をたしかに得られる、他に代え難い体験なのだ。


今年の抱負
2024年を振り返りますと、釣行回数は30回、日数ベースだと50日に及ぶ釣りへのコミット度合いでした。
僕は趣味に関して、幅広くたくさんのことをやることを否定はしませんが、とにかく1つの趣味にコミットしてオタクになればなるほど、人間として面白いという思想を持っています。
「幅広く色々やってるんだよね〜〜」という、マッチングアプリで”趣味:カフェ巡り、サウナ、ジム、フットサル”と書いている量産型大学生のような人物よりも、”趣味:バードウォッチング。年50回行っています”というようなプロフィールの方が惹かれてしまうのです。マッチングアプリでのモテ戦略としての”趣味:カフェ巡り、サウナ、ジム、フットサル”ならともかくとして、僕自身は人間としての面白みがあると僕自身が考える理想的姿を追求したいということで、釣りにコミットすることを決めました。
別に、釣りが生来から、あるいは偶然の出会いによって好きで好きでたまらない状態になってしまったというわけではないのです。世の中には、部活動、習い事、親の影響など、色々なきっかけでそれぞれ各種の趣味を始める人がいると思いますが、ハマる過程というのは、誰しも何らかの強制力なり、成功体験なりを理由に、その対象活動にひたすらにコミットした経験があるのではないでしょうか。
そんな思想を踏まえ、僕は偶然周囲にプロレベルで得意な人がいるということもあって、釣りにコミットすることを決めました。周囲の人がゴルフでもボディビルでもなく釣り好きだったのは、完全にセレンディピティです。
さて、大人にとってコミットするとはすなわち、「お金と時間を使うこと」です。自分にとって貴重(超お金持ちにとってはお金は貴重ではないかもしれませんが、一般的には貴重です。)なリソースを、投下することこそが、コミットメントを示すことと言えます。
去年は、色々な釣りを知るということができた1年でした。今年は、キハダ、GT、ヒラマサなど、大物釣りの世界を知ることをテーマに過ごしていきたいと思います。
2月11日:キハダ@千葉
未執筆
1月19日:シーバス@東京湾
未執筆
1月13日:陸っぱりシーバス@川崎
未執筆
1月12日:キハダキャスティング@布良瀬
未執筆
1月5日:ヒラマサキャスティング@玄界灘
未執筆
1月2日:キハダキャスティング@相模湾
未執筆